内外業界紙が報じるところによれば、EVERGREENは3月22日付にて台湾証券取引所に重要情報の開示を行いました。
それによると、EVERGREEN子会社を通じて15,000TEUコンテナ船20隻の建造計画があり、日中韓の主要5造船所から選択するとのことです。
1隻あたり115~130百万ドル、総額2,300~2,600百万ドルの取引となります。
日本からは今治造船が含まれていますが、今回も中国・韓国との競合となることから、受注に至るかどうか、推移を見守りたいです。
【3月26日追記】
3月25日付にてEVERGREENは台湾証券取引所に追加情報として、20隻全て韓国の三星重工業での建造を決定した旨、情報開示を行いました。
別件ですがWAN HAI LINESも13,200TEUコンテナ船5隻を同じく現代重工業での建造を台湾証券取引所に情報開示したところです。
画像は2017年に今治造船広島工場にて建造された14,000TEUコンテナ船"TAMPA TRIUMPH"。